ホンダ AF62型ディオ 油温計買ったのに交換したとたん壊れた日

前回はホンダ AF62型ディオ 点火を考える…を記載してみました。

仮にもチューニングエンジンなのに温度管理もしないのは…

76cc ボアアップ・圧縮比を下げたといっても 12.6 : 1 はありレギュラーガソリン仕様のため温度管理は絶対重要。っというわけでまずはデジタル油温計を購入して取付しようと。

温度センサーを装着できる場所は AF61E エンジンだとエンジンオイルドレーンボルトとオイルフィルターキャップの二か所しかないので、ドレーンボルトはオイル交換時常に使うから、オイルフィルターがあるあのキャップに温度センサーを接続させることに決めました。

このキャップはモンキー系のタペットキャップそのものだったので、手持ちのモンキーのタペットキャップに穴あけ・1/8 タップを切っておき、デジタル温度計が届いた直後、温度センサーを取り付けてみました。

さてさて温度センサー付きオイルフィルターキャップに交換

前もって温度センサーを取り付ける処理を行っていたのでオイルフィルターキャップ交換作業は単純そのものでした。

やっと温度計本体を車体に取り付けてみたらいきなり壊れた…

悪霊にでも取りつかれてるのかな。自前に作動テストしてますが、車体にデジタル油温計本体を取り付けてみると温度センサーの追加ケーブルの長さが足りない。タケガワさんの「 07-04-0554 の延長温度センサーケーブル」が使えるという情報があったけど、少しだけ足りないだけなので追加配線をど真ん中で切断し配線延長させて対応。いざキーを ON すると…問題なく油温計は表示されてほっとしたのが運の尽き。

エンジン始動後に急に表示が点滅しだしたと思ったらいきなり何も表示されなくなりました。もう唖然。一体毎度毎度こんなことが何回続くんだろうっと壊れた温度計本体「非分解式」を強制的に分解してみることに。この温度計は買わない方が良い。価格高くても国産メーカー品か KN 企画さんなどの KOSO 正規品の温度計を買った方が良い。

故障原因を探ってみると3端子レギュレター故障、そしてこれが壊れたら直しようがないマイコンまで故障していました。もう呆れる始末。アマゾンに事情を話したところ返金処理可能ということで、もう一度同一商品を購入。再度取付トライします。次壊れたら自作するしかないかも。

デジタル温度計の電子回路的なうんちく

電源入力部にダイオードを取り付けて逆流防止策などしているもののバリスタは未装着。そして3端子レギュレターにはパスコン?だけ装着されているだけで容量大きめの電解コンデンサーやタンタルコンデンサーがありませんでした。

再購入してみれば今度はラインナップにはない表示部が青色 LED ではない赤色 LED の物が届いた

青色が欲しくてここで買ったのに、もう飽きられるを通り越して二度とこの系の温度計は買わないと決めた。

今度は壊れないように対策してから取付

電源電圧を平坦化させるために容量 23.5mF 「 35V-4700uF x 並列5個 」の電解コンデンサーをバッテリーへ直接接続させました。これで電圧は少しは安定してくれると願うばかり。

最後にデジタル温度計への電源供給対応

最後にデジタル温度計への電源供給へのサージ電圧を取り除き更に電圧平坦化させる回路を設ける。

内容は電源入力部に 1N4148 小信号用ダイオードを並列に 2 個を接続して整流&流せる電流を制限させて 18V のツェナダイオード 2 個接続しサージ電圧 18V 以上を GND へ捨てて電圧を安定化。

更に 50V-0.1uF のパスコンと 35V-100uF の電解コンデンサーを装着して電圧安定化。

この安定させた電源電圧をデジタル温度計に供給する。

温度計はスピードメーター内に埋め込み。今度こそ壊れずに正常作動してくれたけど表示部は青色の LED が良かったな。涼しかったのもあり、エンジンも全然回してないので油温は 75 度までしか上がらなかった。

やっぱりディオっちかなり速くなってる

それにしても、駆動「ベルト、クラッチ」・ピストンリングなど当たりがでてきたようで、ノーマルエンジンの時はこれほど加速悪いのかっとがっくり「配達する荷物が重く坂道多い場合キツイ」で配達予備車両には不向きかなっと思っていたけど、今では結構走ってくれるようになった。熱ダレなどもないので大満足。

もし体重 60kg 以下の人が載ったら走行加速良いんだろうなっと。

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