モンキー 改造日記 キャブセッティング後初走行

モンキーを乗れる時間があったので、エレベーターがない三階から無理やり降ろして(再度部屋に戻すのが死ぬほどしんどいながらに)少し近所を走ってキャブセッティングを行いました?出力は6psぐらい出てくれれば万々歳(*´∀`)♪。

当モンキーのエンジンスペック(排気量は110cc)

  • シリンダーヘッド:一般的なカムベアリング有のEX22mm-IN25mmビックバルブヘッド。ボアアップキットとしてはシフトアップの88ccボアアップキットと似たりよったり。加工は吸排気ポート成形・バルブシート当たり面を外当たりにシートカットしシート内径拡大・燃焼室一部研摩のみ。圧縮比は12.7/1に調整(今ですらキック時にずるっとクラッチが滑ることがあるので二次側クラッチを入れない限りこれ以上圧縮比上げるのは厳しい)。
  • カムシャフト:タケガワR20カム(デコンプ無)レプリカ品もR20同等。
  • ピストン:台湾製鋳造52mmハイコンプピストン。
  • クランクシャフト:モダンワークス製52mmロングストローククランク
  • オイルポンプ:デイトナ メガオイルポンプ TYPE2
  • クラッチ:一次減速比変更(3.722)タイプのデイトナ強化3枚クラッチ
  • ミッション:12Vモンキーノーマル(6Vは3~4速が離れすぎているけどおいらのモンチーはあまり回らないから12Vの4速レシオならば問題無)。
  • フライホイール:モダンワークス製小型アウターローター「点火時期35度」。
  • キャブ:PWK28レプリカ(MJ#108 SJ#35 JN位置上から2段目 パワージェット生かし)自作パワーリング、キタコ製VM26右だし用をポート拡大。
  • ファイナルレシオ:16T-31T(1.9375)
  • タイヤ:前後DURO 110/80-8

高価なスペシャルヘッド、2次側クラッチや5速ミッションなど組み込んでいないので全然お金掛かってませんし、ヘッド以外はポンつけパーツなので誰でも作れるエンジンですが、それなにりトルクは太く、上もそこそこ回るのでお金かけずに楽しむエンジンとしては面白いです。

完ぺきではないけど上まで回るようにはなった?

まずプラグが死んでしまっていたので新品に交換?そしてJN位置を上から2段目にしたためスロットル開度1/2前後域でかなり濃くなってしまった。上から一段目に戻したら今度は全開域で微妙に薄くなりそうだからMJは1ランク上げないとダメかも?以下ピストンヘッドの焼け具合?。

セッティング後の走行した印象は

走行場はクルーズドコースの気持ち上り坂(ライダーは182cm-96kg?)。

加速良いのか?悪いのか?わかりませんが、お金が掛かってない4mini 110ccの排気量と考えた場合結構良い加速するように感じます??1速はビビリミッター発動でスロットル開度は2/3程度、2速から全開?。

 

最初の問題はタコメーターが10000rpmを超えるとノイズ拾ってまともに動かなくて、正確にどのぐらい回っているのかわかりませんでした?。

 

推測になりますが、シフトアップ後の回転落ち込みから察すると2から3速へシフトアップ直後のエンジン回転数は9000rpmまで落ち込んだので計算上2速で13000rpmぐらい回っているようです??バルブ径・カム作用角から考えて実用として12000rpmまで使えれば満足?。

1次減速比3.722、4速1.043、2次減速比1.938っとデブが載る加速重視のファイナルなので最高速は望めずGPS計測で110km/hほど?ファイナル次第で120km/hでるかな?!?。

 

そしてロングストロークにしてからはゼロ発進加速がかなり過激で、変にクラッチミートさせるとウイリーしすぎてひっくり返るので(動画撮影日に実際ひっくり返りました?)ドライクラッチ並みにクラッチミートに神経を使います?。

番外編

つい最近購入したモダンワークスさんの54.5mmロングストローククランクシャフト。

コンロッドの一部がオイルポンプのシャフトに接触するそうなので(家のはそのままでも接触しなかったですがギリギリだったので)コンロッドを削り全体に研摩しておきました。クランクの砂肌も研摩済み。