DC-CDIユニット模索
以前使っていた四輪に使っていたHIDのバラストに内蔵された高周波トランスは、電源電圧12Vから500Vまで昇電圧させることができるようです。フルスケール(電圧400V)をオーバーする発生電圧。
電圧範囲が10x プローブだと50V/DIV(1スケール)が限界のため200Vオフセットしてます(一番下が電圧200V)。
こんな感じに33msの時間を掛けてコンデンサーをフル充電して一瞬電圧500V超までオーバーシュートし、昇圧型DC/DCコンバータのPWM制御IC最大充電電圧設定275Vにまで徐々に下がっていきました。IC内蔵のコンパレータで電圧制御させていないためオーバーシュートするようです電圧の立ち上がりを上げるためにこうしてるのかな。
この一定電圧は抵抗値を変更すれば変えられる。
そしてモンキー君の1μFで標準ステータの一次側最大電圧は
12000rpm時で大体230Vほど
コンデンサーに蓄えられるエネルギーは約26.5mJ。
自作CDIでは4.7μFに300Vまで充電させたと仮定すると・・・
コンデンサーに蓄えられるエネルギーは211.5mJ。
通常点火に必要な最低エネルギーは20~50mJ程度だった記憶があるので
最低でも4倍ものエネルギーを持つにゃははは~
そして今の高周波トランス作動のまま
コンデンサーに電圧300Vまでエネルギーを貯めるには
6.5ms時間が掛かるみたい。
上記時間に放電時間1.5msを加算すると、クランク1回転1点火させる方式ではクランク一回転時間8msまでしか対応できないことになる。
エンジン回転数に示すと約7500rpmまで。7500rpm以上は211.5mJのエネルギーを貯められず電圧低下が起こるという落ち。
これじゃ話にならないよね。
家のボロモンキー君は13000rpm弱は回る(アナログメータだったら14000rpm超)。
点火エネルギーは減ってしまうけど、コンデンサー容量を2μFまで下げれば、電圧300Vを維持できるエンジン回転数は約18000rpmまで引き上げることができるからコンデンサーを2μFを装着しよう。
そして全回転数300Vを発生できる一番の強みは低回転かも~ん。
マグネットー式だとキックでの一次側発生電圧は170Vほどだから、2倍の電圧かつ約6.3倍の点火エネルギーを発生できるアイドリング~低回転のフィーリングは体感できるほど変わるはず(^▽^)。
モンキーにデイトナのDC-CDIユニットを装着したときみたいに。
しかもこの高周波トランスの一次側駆動MOSーFETは、ソース→アース間に電流測定用の25オームの抵抗装着され、かたわら電流制限されてるので、フル性能ではないというおち・・・。
ぬぅ~わくわくしてくるわ~。
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