日産 AK12 マーチ オルタネータ交換

約一か月半前から、一週間ほど車を乗らず久しぶりにエンジン始動すると、電圧11.8Vのままチャージランプ(警告灯)がついたままになってしまっていました。

オルタネータが発電しない状態

充電できない状態に至った時、オルタネータをハンマーで軽く叩くと通常通り発電するようになるんですが(電圧13~14Vまで上がるんですが)、不具合でるたびにオルタネータを叩いて復活させるなんてのも面倒なので、以下のリビルト後少し使用した中古オルタネーターに交換しました。

オルタネーター交換後、不具合は完全に解決しました。

オルタネーターの交換作業

オルタネーターの交換は工具さえあれば全然難しくないのですが、家のマーチだけなのか?交換したオルタネータが中々固定部のホルダーにはまらなくて苦戦しました。

元のオルタネータを分解してみたら・・・

カーボンブラシはまだ残っていました。それはそうだよね。今どきの車で、走行距離88000kmでブラシがなくなってしまうなんてありえないもの。これはこの日立のオルタの持ち病なのかも。。。

この不具合はカーボンブラシが摩耗して削れたブラシのカスが大量にたまって、ブラシの動きを悪くさせてブラシの動きを妨げていたのが原因ぽいんです。

ちなみにCR系のエンジンに使われている日立のオルタネータは、カーボンブラシ単体での販売はなく(レギュレターと一体物でブラシだけ交換できないタイプ)で、純正以外の巷によくあるリビルトのオルタネーターは中古の程度の良いブラシを使いまわしているだけだから、AK12マーチに限っては、価格高くても純正のリビルト品を購入することをおすすめします。

そしてリア側のベアリングからシャーっと異音がしているので、ベアリング交換するつもりで規格を調べてみると・・・ベアリングも規格外の特殊サイズで、日産純正部品以外の国内では手に入らないNTNのものでした。

そのためベアリングを再利用できるか分解して確認してみたところ、レースやボールに破損などなかったので、ウレアグリース注入して再組立てしてリビルトしました。