K12マーチのストップ(スモール)ランプ交換

 

K12マーチのストップ(スモール)ランプをLED球に交換

K12マーチのブレーキ球からLED球を装着する場合、ブレーキ側、スモール側の両方に整流器(ダイオード)が装着しているLED球を使わないと、ブレーキを踏み込んだ時にパーキングランプが点灯したり、またはパーキングランプを点灯すると、ATの変速やABSに不具合が発生してしまうので、購入するLED球は慎重に選ぶべきです。

何故不具合がでてしまうのか・・・

原因は単純でした。

上記の配線図のように、ブレーキランプを踏むと、ブレーキランプ以外に、ECU(ECU→エンジン・コントロール・ユニット)やABSユニットにこのブレーキ信号が送られています。

LED球のブレーキ・ポジション両方にダイオードによる整流機能を持たないLED球に交換すると、スモールを点灯でストップ配線に分圧された電圧が印加されてしまい、常にブレーキが踏まれているとECUやABSコントローラが検出していまう不具合がでてしまうようです(AT変速の不具合、ABSの不具合など)。

そしてブレーキを踏むと、ポジション側に電圧印加してしまいポジション関連まで点灯します。

この不具合を消すために、ブレーキ側、ポジション側両方に整流器(ダイオード)を装着し、念のためにブレーキ側に1kΩ程度のプルダウン抵抗を装着することで上記不具合が解消されます(プルダウン抵抗は不要かも)。

ポジション側のみ整流器を持つLED球の改造

こちらのS25型LED(ダブル)球を改造しています。

ダイオードを追加して両方とも整流させました。

当方は未対応品をLEDを購入してしまったため、ブレーキ側に整流器(ダイオード)を装着し、更にスモール側が明るすぎるので、抵抗を装着して光量を弱めました。

実際装着してみた感じは・・・

スモールの明るさはノーマル同等まで下がったんですが、ストップランプとしては若干光量が下がってしまいました。整流器の順電圧分を踏まえてブレーキ側の抵抗値をもう少し下げれば同等ぐらいの明るさになるのかもしれません。


Editor: Web Manager