前期AK12型マーチのサーモスタットさんお役目ご苦労さま!?

サーモスタット故障

オーバークールをデータ上で確認したので、今度は実際アッパーホースとロアホースの温度差を確認してみることにしました。

温度差いかに・・・

冷間始動後、アッパーホースとロアホースの温度差は少しの水温上昇まではアッパーだけ温度上昇していくのだけど、少し温まるとアッパー、ロアの温度差がなくなっている。サーモ君低温で開いている模様でした。

サーモスタットが通常通りの機能として働いてくれていないと確定。

そのせいで、車両速度上げるとエンジン冷えすぎて、暖機増量補正(燃料噴射量増やす)が掛かってしまって燃費悪いのかも知れない・・・。注文したサーモスタットさん届いたら時間があるときに交換しなければ♪。

K12マーチは冷却水のエア抜きが肝らしい

K12系のマーチ君は、ヒーターコア周りのエアが抜け難い車両のようで、整備書に従ったエア抜きしないと、エアが抜け切れず、オーバーヒートする恐れがあるらしい(怖)。

ラジエター液(LLC)注入する時の作業。

LLC濃度30%(―15度)の場合、ラジエター規定量は4.9Lなので、濃度100%のLLCを1.47L+水3.43Lの割合だから、濃度100%のLLC全容量2Lをそのまま入れればOKということになる。

1.エアコンヒーターの配管の出口側を外して高さを調整します(4WDはエア抜きのブリーダがあるそうな・・・)。

2.ラジエター上部から2リットル/分以下の速度でラジエター液を注入してください。

3.エアコンヒーターの配管からラジエター液が出てきたら配管を接続し注入を続けてください。

3.リザーバータンクのMAXまでLLCを注入。

4.ラジエターキャップを開けたまま。

5.エンジンを始動し3000rpmで10分間暖機する。

6.ラジエター液が約4.9L入ったら(エアーが出なくなったら)ラジエターキャップを取り付ける。

7.エンジン停止後、知らばらくおいて(ラジエター液が完全に冷えて)から、リザーバータンクの量を確認してラジエター液を補充する。

上記でラジエター液の注入完了。

水温ランプの特性は以下の通り。

1.水温55℃以上になると青ランプ消灯(逆に何も点灯していない状態から50℃まで水温が下がると青ランプ再点灯)。

2.水温114℃以上になると赤ランプが点灯(逆に赤ランプ点灯から水温が108℃まで下がると赤ランプ消灯する)。

それにしてもランプじゃなくてメーターで水温を確認したいよね。