ジョグ用中華製激安ボアアップの排気ポートタイミング変更

二次圧縮を上げた68ccのノーマルマフラー(規制後後期のマフラーは規制前より回らない)で3YKギアのまま最高速度を90km/hまで伸ばしたい、もうちょっとエンジン回って欲しいという願いで排気ポートを触ることに?。

 

純正のスピードメーターやアナログ式の社外スピードメーターで速度60km/h以上あるスピードメーターの場合、速度60km/h以上になるとスピードメーターの速度表示は実測より5%前後速度が高く表示されます。当方の自作デジタルメータはGPSに合わせて校正しているのでほぼ実測です。

排気タイミング(開閉隙間)を192度ほどに合わせる

パワーバンドを500pm弱高回転に移行させたいので68ccノーマルポート排気タイミング約184度から192度になるように排気ポートを研磨しました??。排気ポート高さ単位ではカデナシー効果による同調回転数を算出できないので当方は度単位で示しています?。排気ポート形状はリングへの攻撃性をあまり上げたくないので、排気ポート幅を広げながら排気ポートの開きはじめ・閉じはじめは多少ゆるやかに排気ポートが開閉する形状にしています?。

 

以下画像は68ccのノーマルポート(鋳肌落としだけしている)。

以下は排気ポートタイミング及び形状変更した排気ポート。

前回圧縮比を更に上げるために作って装着していた自作0.1mm(STD約0.4mm)厚みのヘッドガスケット。圧縮比上げ過ぎと判断したので使用しません。

7.2/1に圧縮比を上げた時に0.3mmガスケット(STD約0.4mm)を装着していたんですが、今回シリンダーを外す時に破れてしまったのでKN規格さんでベースガスケットを買い直し。

まだ装着していませんが時間があったら装着してテストしてみます?。

組みつけ、走行したインプレッションは

ノーセッティングで走行してみると変速回転数が300rpmほど下がり明らかにパワーバンドを外してしまっているのでとても加速が鈍りました。そこでウエイトローラーをトータルで6g軽くしたところ変速回転数が7800rpmほどまで上がり変速域での加速が以前より良くなりました?。

 

直線距離があまりなかったため最高回転数は以下です?。

完全オーバーレブさせて9500rpmまで回ってくれるかなって感じかも(規制後後期のノーマルマフラーで)。そして若干タイヤの空気圧低下、Vベルトの摩耗が重なっているようで思うように最高速は伸びてません。空気圧を調整しVベルトを交換すれば最高速度は90km/hぐらいでるかもです(純正&社外スピードメーター上では誤差があるので95km/hぐらいを示すと思う)??。

 

トップエンド時のエンジン回転数が上がってしまった理由が発覚。

ウエイトローラー交換時にクラッチのメンテをやったんですが、その時にトルクカムの0.5mmスペーサー組み忘れました?それが理由で高速側のレンジが使いきれてなかったのかも?。

不具合も発生しました

ノーマルマフラーなんですが、マフラーをゆするとカラ~コロンっと中で何かが外れているような音がしてました?反射板か触媒部が外れてしまっているのかな?規制後のマフラーって高回転回らないし耐久性もないようだから本当クズ鉄マフラーかも?。

 

そしてクラッチミートから変速へ切り替わった少しの間、エンジン回転数が上がり過ぎる傾向にあります。これヤマハのトルク曲線のせいで(への字)スタート直後はキックダウンを強くするようなっています。そのため90エンジン時期に予備で持っていたちょっと錆びがでてるけどキタコのトルクカムや他のパーツなどを使うかなっと思っています?。