ヤマハ SA16J JOG-ZII 90ベースエンジン用のスペシャルチャンバー装着?
過去15年ほど前、スーパーJOG-ZR改(エンジン90ベース改 ボア54mm x ストローク45mm 排気量103cc)に、当時ウインドジャマーズにワンオフで作ってもらったスペシャルチャンバー(当時Gアクで上位ランカーが装着していたエキパイが太く短い高回転高出力ストレートタイプを90エンジンに装着かつユーロタイプで作ってもらったワンオフチャンバー)を装着していたんですが、体調を崩して以降今までずっと放置しておりました?。
そのワンオフ神田菅スペシャルを装着してみようかと?
この神田菅スペシャルは排気量110cc~フルチューン向けなので、JOG-ZIIの排気量68ccでは排圧(背圧)が掛からないと思うし、パワーバンド内もぼやけて美味しいパンチはでないだろうかなっと思いながら、お遊び感覚で取付ボルト穴だけ開けなおして装着してみました?
のちほどウエイトローラーを交換しようとクランクケースカバーを外そうとしたら、センタースタンドがエキパイに当たって降りないためセンタースタンドを取り外すはめに?。
取り合えずノーセッティングで走らせてみると
想像以上に遅く、最高速度はトルクの谷に引っかかり45km/hぐらいしかでないし、変速回転数は6500rpmまで落ち、スロットル低開度では何故か薄い症状になってしまいました?。
まずはじめにウエイトローラーのセッティングをすることに
ウエイトローラーの総重量を 33g から 21g に変更してみました。走行してみると0発進はクラッチミートが低くくてもっさりと遅いんですが、変速に差し掛かるぐらいからノーマルマフラーとは段違いの加速に?変速回転数は9500rpm前後?。
加速はどのぐらい良くなったか
0-30km/hは2.9秒とノーマルマフラーより1秒ほど遅く?0-60km/hでは1秒も速くなってます?パワーバンドをキープしたときの加速はノーマルとは別格でした?。
最高速はどのぐらい速くなったか
最高速度は90km/hでした?リアに3.50-10を履いたら100km/hは超えそうな?それにしてもスーパーJOG Zなどの3YKエンジンよりSA16Jエンジンは減速比がローギヤードだから最高速伸びないね。
排気音は煩いし、センタースタンドが使えないのはいただけないので、のちほどノーマルマフラーに戻す予定です????ノーマルマフラーに戻しました?。
今は放置車両のスーパーJOG ZR(3WFエンジンベース改)さん
当時このチャンバーを装着していたJOG-ZR改(90ベースの103cc、自作補助排気ポート追加フルポート研磨のシリンダー、AVガス使用の超高圧縮ヘッド、似非PWK30改)の時はこのチャンバーで最高速度は140km/hぐらい出ていました(長時間走行すると抱きつきを起こす短距離限定全開仕様)??。ボア54mmをベースに左右補助排気ポートを追加加工した(当時90用の3ポートは発売されてませんでした)フルポート加工のシリンダー?。排気シングルポートで限界までポート幅を広げると、最高速チャレンジ3~4回の全開走行で排気ポート上面のシリンダー内が削れ、リングが削れで圧縮抜けするため、最終スペックでは排気3ポート化させて耐久性向上させました。
当時SS上位ランカーの知り合いだった方は、排気ポートの中央に鉄板を溶接しボーリングしてセンターリブ化し、あり得ない~っというほどの排気ポート幅にしちゃってる猛烈な変人ぶりだったので、自分の90エンジンはまだまだ並みなエンジンです?。
KN企画さんの一次圧縮アップの45mmロングストローククランク。
自作インマニにKOSO製似非PWKレプリカの30mm改(PAX加工済み)のA747混合仕様。
錆び錆びのチャンバーをお手入れしたら穴が?
余りに錆びが酷いのでペーパーサンダーでお手入れしていたら穴が開いてしまった?仕方なく溶接で穴埋めするはめに?ウインドジャマーズの芸当的(綺麗に膨らまなければ作り直す職人芸)なチャンバーが無残な姿になって悲しすぎ?。
他のパーツも錆びだらけだから清浄して塗装しました?。
エキパイ付近は全体に錆が酷くてペーパーサンダーで錆びを落としてしまった後はエキパイがぺらっペラな感じがして、すぐ穴が開きそうな予感がしたためデブコンを全体に塗って強度を高めておきました?後は耐熱ブラックを塗るだけ。
こんな応急対策するならば、樋口さんに修理(エキパイとダイバージェントコーンを作り直して)もらった方がいいのだけど、このチャンバーはずっと使うがはわからないから、無駄なお金をかけるのを避けました?。
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