エンジンオイル交換方法
エンジンオイルおよびオイルフィルターの交換方法
AK12型マーチのエンジンオイル交換、オイルフィルター交換方法を説明。交換のさいはシフトはパーキング、サイドブレーキを掛けた状態で行います。
必要な工具は車載工具のパンタジャッキー、ホイールレンチ、そして別途の14mmのスパナレンチ(もしくはボックスレンチ)、オイルフィルターを交換する場合はフィルターレンチ、パーツクリーナー、ウエス(いらない布切れ)、オイルジョッキー(4L程度のサイズ)、廃油パック(エンジンオイルを受け止め捨てる箱)、オイルフィルター、エンジンオイルぐらいです。
道具をそろえるに少々余分にお金を使うことになってしまいますが、20Lのペール缶でエンジンオイルを購入しずっと自分でエンジンオイル交換すれば元はすぐに取れてしまいます。
オイルフィルターを交換する場合
運転席前側のタイヤを取り外して行うと、オイルフィルターの脱着作業がとてもやりやすくなります。
作業1.ジャッキアップして運転席側のタイヤを取り外す。
ホイールとホイールカバーの間に、車載工具のタイヤレンチの反対側の先端を差込、ねじってホイールカバーを取り外します。均等にねじらないと割れるので注意です。
ホイールカバーが外れたので、4箇所のホイールナットを車載工具のホイールレンチを使って軽く緩ませます。そしてタイヤの下に隙間ができるまでジャッキーアップさせます。
こんな感じまで持ち上がればOKです。ここまで車体を上げたあと4箇所のホイールナットを完全に取り外し、ホイールを取り外します。
ホイールを取り外すとこんな感じになります。オイルフィルターは左上の空間内にあるので、ホイールを取り外して行うととても作業しやすいです。
作業2.エンジンオイルを抜けやすくする作業。
エンジンオイルを抜けやすくするため、ボンネットを開けた写真部のフィラキャップを反時計回りに回して取り外しておきます。紛失注意かつ、結構強く締まっているのでプライヤーなどを使わないと緩まない場合があります。
作業3.エンジンオイルを抜く作業。
運転席前側ホイールを取り外してできた下側空間からもぐってエンジン裏を見ると、赤丸のエンジンオイルドレンボルトが見つかります。このボルトを反時計回りに軽く緩ませておきます。このドレンボルトを取り外すとエンジンオイルが抜けてきますので、ドレンボルト下に廃油パックを設置してエンジンオイルを受け止めるように設置しておきます。
ここまで緩ませたら、ドレンボルトを軽く押しながら反時計回りにまわして、完全に取れたかなっと思った時に、すぱっとドレンボルトを外すと手が汚れずにすみます。そしてエンジンオイルがダラダラ流れてきます。
エンジンオイルがでなくなったら、綺麗に清掃したドレンボルトを装着して時計回りに締め付けます。締め付けすぎるとネジが舐めるのでほどほどに。
作業4.オイルフィルター交換
運転席前側タイヤを取り外し、あの空間から中を除くと、赤丸のオイルフィルターが見えてきます。写真では既に緩ませた後ですが、このようにオイルが流れてくるので、再度廃油パックを下に設置しておきます。オイルフィルターレンチを使って反時計回りに回すと外れます。
オイルフィルターが外れるとこのように写真なります。装着面や周りが汚れているのでパーツクリーナーで正常して綺麗にしておきます。
パーツクリーナーとウエスで綺麗に清掃するとこんな感じになります。
そして新品のオイルフィルターのゴム部(Oリング)にエンジンオイルを付着しておきます。何もせず組み付けるとOリングがちぎれ破損しまうための対策です。
先ほどの新品のオイルフィルターを時計回りに回して装着します。
オイルフィルターレンチを使って締め付けます。ここの締め付けもあまり強く締め付ける必要はなく、逆に強く締めすぎると破損することがあるのでほどほどの締め付けでOKです。これでオイル抜き作業、オイルフィルター交換作業は終了です。
このオイルフィルターは赤丸部分か軽く接触するので呆れました。
作業5.エンジンオイル注入
エンジンオイルをオイルジョッキに入れます。オイルフィルター交換のためエンジンオイル量は3.6Lほどいれておきます。
エンジンオイルをフィラーキャップ穴から注入します。大体500ccぐらい余るぐらいまで入ったらエンジンオイルレベルゲージで量をチェック。
中期以降のAK12・BK12は気にしなくて良いんですが、前期AK12・BK12はエンジンオイル量が少なめに設定されているため、ゲージでHを若干超えるぐらいまで入れておくのがベストです。何度か入れて、量をチェックして、Hを少し超える程度に入ったら注入終了でフィラキャップを締め付けます。
はい。エンジンオイルフィラキャップを締め付けました。後は逆順序でタイヤを装着したら作業終了です。
オイルフィルターを交換しない場合
運転席側のタイヤを取り外す必要はなく、軽く運転席側を軽くジャッキーアップ程度でエンジンオイル交換ができます。
作業1.エンジンオイルを抜けやすくする作業。
エンジンオイルを抜けやすくするため、ボンネットを開けた写真部のフィラキャップを反時計回りに回して取り外しておきます。紛失注意かつ、結構強く締まっているのでプライヤーなどを使わないと緩まない場合があります。
作業2.エンジンオイルを抜く作業。
車両前方から車体裏にもぐってエンジン裏を見ると、赤丸のエンジンオイルドレンボルトが見つかります。このボルトを反時計回りに軽く緩ませておきます。このドレンボルトを取り外すとエンジンオイルが抜けてきますので、ドレンボルト下に廃油パックを設置してエンジンオイルを受け止めるように設置しておきます。
ここまで緩ませたら、ドレンボルトを軽く押しながら反時計回りにまわして、完全に取れたかなっと思った時に、すぱっとドレンボルトを外すと手が汚れずにすみます。そしてエンジンオイルがダラダラ流れてきます。
エンジンオイルがでなくなったら、綺麗に清掃したドレンボルトを装着して時計回りに締め付けます。締め付けすぎるとネジが舐めるのでほどほどに。
作業3.エンジンオイル注入
エンジンオイルをオイルジョッキに入れます。エンジンオイル交換のみのためエンジンオイル量は3.4Lほどいれておきます。
エンジンオイルをフィラーキャップ穴から注入します。大体500ccぐらい余るぐらいまで入ったらエンジンオイルレベルゲージで量をチェック。
中期以降のAK12・BK12は気にしなくて良いんですが、前期AK12・BK12はエンジンオイル量が少なめに設定されているため、ゲージでHを若干超えるぐらいまで入れておくのがベストです。何度か入れて、量をチェックして、Hを少し超える程度に入ったら注入終了でフィラキャップを締め付けます。
はい。エンジンオイルフィラキャップを締め付けました。作業終了です。