オーバードライブスイッチ配線の断線修理
オーバードライブスイッチ配線の断線修理
AK12型(三型)マーチ12C車両をして二週間ほどで急にオーバードライブをOFFできなくなりました。O/DスイッチをOFFにしてもメーター上のO/D OFFランプは点灯せず3速にもならない。
ミッション自体には違和感はなく、これはスイッチが壊れたのかなっと分解して点検してみることにしてみました。
センターコンソールを取り外す
作業1:サイドブレーキ部のカバーを取り外す
赤丸部にマイナスドライバーを刺してこじるとこのカバーが外れます。
ほいっとカバーが外れました。それにしても汚いにゃ~ん。
作業2.センターコンソール後ろにある左右のプラスビスを取り外す
作業3.これは外す必要はない
作業4.センターコンソール後ろを持ち上げ中にコネクターがあるので取り外す
作業5.センターコンソールの後ろ側を持ち上げてずらす
そうするとセンターコンソールが取り外せます。
シフトコントロールユニットを分解する
赤丸部分は外側に向かって爪で固定されているので、爪(4箇所)を内側にずらしながら、上側のパネルを引っ張ると上部パネルが取り外せます。
オーバードライブがOFFにならない原因発見
2つの黄色い配線がオーバードライブスイッチの配線なんですが赤丸部分に違和感があります。近づいてみてみると断線しているじゃないですか。これが原因かっと断線した配線をはんだで接続処理しました。
作業1.断線箇所発見(両線とも断線)
作業2.断線箇所をズーム
作業3.片側は既に接続処理済み、もう片方もはんだつけ
作業4.これで配線はばっちり接続
作業5.念のためにメーター上でO/D OFFランプが点灯するかチェック
ばっちり点灯してくれました。これで故障箇所の補修は終了。後は元通りに組み立てていくだけです。