ターボ用インジェクターに交換-DG17V スクラムバン

ターボ化して 0.5kg/cm2 以上の過給圧を掛けるにはノンターボ用のインジェクターでは容量が足りないので、ターボ用のインジェクターを取り付けします。銀マネにて要セッティングが必要。

インジェクター交換開始

ターボ用のインジェクター「10穴ー210cc/min」

助手席シート下にインジェクターがあります。

インジェクターにある三か所のコネクターを取り外す。

燃料ホースを取り外し。

デリバリーを取り外すために赤〇部のM6ボルトを二本取り外す。

デリバリーを引っ張るとこのように外れます。

デリバリーからインジェクターを外した画像。インジェクターはこのクリップでデリバリーへロックさせているので、先にクリップをスライドさせて取り外しておくこと。

ノンターボ用のインジェクター「8穴ー160cc/min」

ターボ用のインジェクターを取り付け。全てのインジェクターのOリングに軽る~くグリースを付着させておくと取り付けやすいです。

デリバリーにインジェクターを取り付けクリップを装着、最後にデリバリー自体を元の位置に戻しボルトで固定、最後に燃料パイプをつないで作業完了。

噴射マップを変更し燃調セッティング

噴射マップは最初修正せずエンジンを掛けてみましたが、始動から3秒ぐらいまで濃い症状があったもののECM内の機能である空燃比フィードバック制御によってあっという間に理想空燃比に補正され、アイドリングおよび空燃比フィードバック制御が働く範囲では問題なく走ることができました。

ただ空燃比フィードバック制御が効かない範囲「中高速・高負荷領域」では物凄く濃い状態…。

更に空燃比フィードバック制御が効いている時のフィードバック補正値が-25%近くになっているのが気に食わないので空燃比フィードバック制御が働く範囲を全体に薄くしてフィードバック補正値を0%に近づけました。

空燃比フィードバック制御が効かない高回転・高負荷時あたりはかなり安全マージンを残しているようで空燃比は11弱まで濃くなるのでその付近を大きくを薄くし12.5ほどになるように減量。