ABS専用に3Dプリンターを作りたい

プリントしてみてABSはキューブ型がベストと思う

※ABS樹脂にはなぜキューブ型が良いのか

これは私が勝手に解釈してるだけなんですけど、ABS樹脂は融点が高くとてもひずみ易い性質のため、開放型の3Dプリンターで製造すると周辺温度とヒートベッドの温度の差がありすぎて、どうしても歪み・反れが発生してしまうんではないかと。

特にX・Y方向に長い形成物は反る傾向にある。そのデメリットを消すためにはビルド空間をヒートベッド温度近くまで暖めればこの反りは消せるんではないかと・・・。

開放型だとカバーリングできにくい。キューブ型の3Dプリンターは外面をアクリル板でカバーリングしやすくビルド空間の体積を少なくすることができる。

そしてビルド空間の温度はヘアードライヤーの熱風を使い80~90度程度に保つようにする。温度制御にはトライアック+マイコンで制御させればよい(専用の温度コントローラを買っても良い)。

※フレーム設計でキューブ機を作ってみたい

以前にキューブ型の駆動方式:H-BOTを設計しました。

駆動方式はCoreXYじゃないと駄目だと言っていたKYな方がいましたが、アセンブリーとして設計・力の分解の上で、X・Y・Z方向に全然加工負荷が掛からない3Dプリンターならば問題ない感じでした。

だけどその時期に自作CNC機を作り始めてしまってH-BOT機は没に・・・。

最近自動車内に使うパーツ製作が多くなってきたため、再度夏場の室内温度に耐えられるABS樹脂に目が行くようになって、キューブ型のH-BOTを作ろうと計画しています。


Editor: Web Manager