かなりマージンを取った空燃比だった-DG17V スクラムバン
データーを取るために東名高速を走ってきました
最高速度は頑張ってメーター読みで 120km/h ほど。自然吸気のキャリア付き軽バン四駆としては優秀かも。
空燃比はフィードバックが効かない領域≒加速補正が効いている領域(スロットル開度が大きい≒全開)では空燃比は11弱とかなり濃いめでした。レギュラー指定だからこんなもんと言えばそれまでだけどかなり安全マージンを取っている模様。
高回転高負荷でこの濃さならば(マージンがあるならば)ターボ化の低ブースト圧 0.5kg/cm2 だったらノーマルインジェクターのままいけるかなって感じがしてきました。
二輪と四輪との空燃比の考え方
二輪のFI車両の場合は大抵スピードデンシティ方式もしくはスロットルスピード方式を採用。
サブコンでの燃料マップはスロットル開度軸xエンジン回転数軸をベースに三次元の燃料マップ(噴射時間もしくは噴射率など)の値を変更して目標空燃比になるようにセッティングしていく。
四輪のFI車両の場合は大抵マスフロー方式もしくはスピードデンシティ方式がを採用。
サブコンでの燃料マップはスピードデンシティの場合、吸気管圧力軸xエンジン回転数軸をベースに燃料マップ(噴射時間もしくは噴射率)の値を変更して目標空燃比になるようにセッティングしていく。
ここで注意しなければならないことはスロットル開度によって加速増量補正が行われる点です。同一吸気管圧力(ブースト圧)&同一エンジン回転数でもスロットル開度が異なると空燃比は大きく変わってくるので、
スロットル全開で燃料マップを目標の空燃比に合うようにセッティングを行うと、スロットル開度半分以下での空燃比は濃くなっていく。
逆にスロットル開度半分以下で燃料マップを目標の空燃比に合うようにセッティングを行うと、スロットル全開での空燃比は薄くなっていく。
この特性を把握した上でセッティングを行う必要がある。
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