モンキー改造日記 軽量アウターローターへ交換
先月部屋を大掃除して数年ぶりに愛車ホンダ・モンキーさんが触れる状態になったので軽量アウターローターを購入して装着しました。
モダンワークスさんの軽量アウターローターを購入
この軽量アウターローターはモダン・ワークスさんで購入。本当お買い得でした。
タケガワさんのは高すぎるので除外。
この軽量アウターローターは、全波整流レギュレターなどセットになっている説明でしたが、のちほど説明が変更されローター単品の商品だとわかりました。モダンさんに全波整流レギュレターセットを要求してしまって申し訳ありませんでした。
モダンワークスさんの軽量アウターローターは全波整流できるように配線されている
この軽量アウターローターのチャージコイル(ライティングコイル)は全波整流にできるよう配線されているためチャージコイルの両接点はアースに接続されておりません。
そのためステーターコイル側の配線を触ることなく全波整流の単相ショート式させることができます(全波整流化するには別に全波整流レギュレターなどが必要です)。
当方は全波整流の単相ショート式にするか悩みましたがメリットを感じることができなかったため、ノーマル同様のAC/DC バルブ制御式(ちまたでは半波整流と言ってる)「ヘッドライト(スモールライト)をステーターコイルのマイナス波電圧で点灯させ、プラス波電圧でチャージ系を充電」させるようの配線加工して取り付けました。
ヤフオク!でこの軽量アウターローターのステーターコイル黄色配線片側エナメル線をアースに付け替え、黄色配線の左右を結合して半波整流化として売っている商品や、ブログでその半波整流方法を書き込んでいる方などいますが、電子工作している人もしくは整備士レべルの電気知識を持っている方ならば、わざわざステーターコイル側のエナメル線を付け替える必要など全くないと気づきます。
わからない方もいると思うので当方が正しい配線方法をここで説明。
まずは整流方法を知る
原付の場合はバッテリー容量が小さく、発電容量も乏しいので、ライティング系とチャージ系を一緒にしてしまうとバッテリーが上がってしまった時にライティング系が全く点灯しなくなってしまいます。
その問題を回避するために、ライティング系を発電のマイナス波電流で点灯させ、チャージ系に発電のプラス波電流を使い充電させる半波整流のAC/DC バルブ制御式を採用しています。
半波整流のAC/DC バルブ制御式は項目1~2。
全波整流の単相ショート式(ライティングもチャージも同一)は項目3になります。
中型車両では三相ショート式を採用していますが本件では説明しておりません。
1.ホンダ・純正アウターローターの「半波整流型」
2.タケガワさんの軽量アウターローターの「半波整流型」
3.モダン・ワークスさんおよび一般的な軽量アウターローターの「全波整流型」
モダン・ワークスさんの軽量アウターローターを「半波整流のAC/DC バルブ制御式」にするには…
チャージコイルの黄色線の片方をアース(ボディアースかステーターからの緑配線に結合)させて、もう一方の黄色線を二つに分岐し、純正レギュレター配線の黄色と白色の端子位置に差し込むだけ。レギュレターはノーマルを使う。これだけで半波整流のAC/DC バルブ制御式にできます。
ステーターコイルからのコネクターは110型の6Pコネクターになります。
そしてローター脱着には以下特殊工具(SST)が必要になります。
1.ロータープーラー
2.ローターホルダー
3.電工ペンチ付ターミナルセット(コネクターの圧着端子をかしめる際に電工ペンチを使用)
軽量アウターローターへ交換後のフィーリングは…
昔装着していたキタコの軽量アウターほどのインパクトはありませんが、レスポンスはノーマルとは比較にならないぐらいによくなりました。そしてライティング系の明るさは全く問題にならないレベルです。デメリットを感じる部分がないのでこれは絶対に買いです♪。
そして点火時期がBTDC35度に進角されており、相当高圧縮なエンジンや大排気量でなければ、このイニシャル点火時期のままで使える感じがします。けっちんぐらいそうなエンジンでは低回転の点火時期を少し遅角した方が良いかも。
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