AK12型マーチ君のVTC特性・・・
可変吸気バルブタイミングコントロール(VTC)って物凄く頻繁に動いているって知った。
27秒~43秒間は2速全開走行(弱登り坂)。
アイドリング、低中回転低負荷(燃料カット時含む)、高回転状態だと、吸気管内圧力は大気圧から下がり充填率が下がるため、最遅角まで吸気バルブを閉じるのを遅らせて、少しでも充填率を上げようとしている模様。
逆に低中速回転での加速状態では、吸気管内圧力は大気圧に近づくため、吸気バルブの閉じを早め、オーバーラップ量を増やす方向に進角させて充填率を高めてるみたい。
これはバルタイ調整と同じ特性だね。
油圧でよくこんな細かく制御できてるって本当驚かされる♪。
ちなみにカムチェーンが伸び、エンジンチェックランプが点灯して、絶不調になると、このVTCの角度がアイドリング時に-15度(チェーン伸びすぎて遅れすぎ状態)とありえない値になるらしい。
空燃比もアイドリング~経済運転時は理想空燃比にフィードバックされていて、アクセルを大きく踏み込むと、ちゃんと出力空燃比である12.5ほどまで濃くなってくれてるにゃん(O2センサー発生電圧を自作データテーブル値を使用してA/F値に変換してます)。
またO2センサー発生電圧が0V時は燃料カットされているです。
そしてこのポンコツソフトもまともに動いてる。
ネックは、K-LINEは通信速度10.4kbpsで更にELM237のレスポンスが悪いから、データー取得数が多くなるとリアルタイム表示では更新に1秒以上掛かるのが難点。
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