リヤブレーキドラムの清掃

サイドブレーキの効きがイマイチで、坂道で中途半端なサイドの掛け方で停車させると、ギギっと音がでるので(シューとバックプレートとの接触面との音)、リアブレーキドラムをチェックしました。


まずは右側後輪のブレーキドラム点検および清掃。

※キャップ外すと現れる30mmのロック(ナイロン)納豆さん。

※高トルクで締まってるから長いレンチを使って緩めるにゃん。

※ほい!ロック納豆外れたからブレーキドラムを外すにゃん。

※おぇ~!ダスト汚れが半端じゃない!状態的に2度は24ヶ月点検受けてないにゃん!ライニングはまだ残ってるから良かった♪。

※凄いブレーキダストの量・・・。内面をペーパーで研磨し見た目汚いから黒に塗装。

※フルード漏れはなく、ホイールシリンダー内錆もなかった♪錆止めのため念のためにシリンダー内にラバーグリース付着。

※内部清浄およびライニング面研磨&面取り&接触面ブレーキグリース塗り塗り終えた。

※ライニング量は約3.5mm、約2.8mmでしたにゃん。

※塗装したブレーキドラム組み込み。

※30mmのロック納豆さん装着~。

※締め付けトルクは206~276N・m(K13はナットが薄くなっているにも関わらず低トルクなので210N・mで締め付け)。

※センターキャップ取り付け、汚い足回りを掃除して終了。


引き続き左側後輪のブレーキドラム点検および清掃。

※右側につづいて同じ手順でブレーキドラムさん外す。

※やはりこちらもおぇ~!ブレーキダストで汚れまくり!!。

※左側ホイールシリンダも右側同様にフルード漏れシリンダー内に錆はなかった♪ありがたや♪。

※ホイールシリンダー内錆防止のためにお使いします。

※ホイールシリンダー内錆防止のためラバーグリースを塗り塗り。

※綺麗になったブレーキ内部(接触面にブレーキグリース付着済)。ライニング量は約3.5mm、約2.4mm。

※研磨した後、塗装する時のブレーキドラムさん。

※ほい!ブレーキドラム点検&清掃終了でごじゃります。

※ホイール納豆の締め付けトルクは108N・m。

サイドブレーキはバッチリ効くようになり、さらに登り坂で中途半端にサイドを引いて止めても、あのギギ音が解消された♪。

それにしても、この車の前オーナーって駐車場が土だったのか、職場が土が砂まみれな場所だったのかわからないけど、ホイールアーチ内、足回りに付着している泥と砂が半端じゃない。

しかも故障などした時に整備工場へ持ち込んでいるだけで、まともに整備されていた形跡ゼロ・・・。可哀想に。