ホンダ AF62型ディオ&スペイシー100のニコイチエンジン組み立て 2

76cc エンジンにはタケガワさんのスーパーハイギアを組み込んでいるんですがニコイチ112ccエンジンはノーマルギアのままでした。

タケガワさんのスーパーハイギアを再度購入

当初 AF61E 76cc エンジンからハイギアを取り外し AF61E & JF13E ニコイチ 112cc エンジンに取り付ける予定だったんですが、予備エンジンとして AF61E 76cc エンジンは稼働する状態で保管しておきたかったので、タケガワさんのスーパーハイギアを再購入しました。

前回アップロードしなかった画像たち

問題点 1

左側クランクシャフト・オイルシール内径が AF61E 20mm → JF13E 20.8mm とサイズが異なるため、JF31 型 DIO110 のオイルシールを使って対応する必要がありました(情報提供してくださったYoshiさまに感謝)。

問題点 2

スペイシー 100 の右側クランクケースを AF61E エンジン&ファンカバーに取り付けるとファンカバーの一部に隙間ができてしまうので、そこを塞ぐためにエポキシ樹脂で作成しました。そして下側を止めているボルト位置が異なるので穴を開けなおす必要もありました。

問題点 3

排気二次エア取込口形状が AF61E と JF13E とでは異なるため AF61E のファンカバーを使うと排気二次エア取り込み口にカバーが接触して取り付けできないので、カバーの一部を削って対応する必要がありました。

問題点 4

スパークプラグの差し込み穴の位置が AF61E と JF13E とでは微妙に異なる「JF13E の方が低い位置にある」ので、スパークプラグの差し込み穴を下方面に少し拡大させて対応させました。
問題点 5

AF61E と JF13E では以下画像の赤丸箇所のボルト長さが異なるため、JF13 スペイシー100 用のボルトを使う必要がありました。

現物を見て比較してわかったんですが、JF13E エンジンは AF61E エンジンよりもシリンダー全長が約 5mm 長く、そしてシリンダーヘッド全長が約 5mm 短くできているのを知りました。

そのためファンカバーなどは比較的ちょっとした加工で装着することができましたが、総合的 JF13 エンジンを AF61/AF62 に搭載してしまった方が加工箇所は少なくて済みそうです。