ホンダ AF62型ディオっち タケガワさんのハイカムを買っちゃった
前回の改造計画ではホンダ AF62型ディオっち カウル類を止めるクリップ大嫌い!を記載してみました。
今日の話題は AF61 / AF62 用 TAKEGAWA 製のハイカムを購入した話
最初はハイカムを買うつもりなかったです。だって左目視力眼鏡かけても 0.01 以下で明るさ以外見えない状態になっているから、動体視力低下してて速度だすのが怖い。バイクを速くするのは・・・。
それなのに AF61E 形式のエンジンパーツはまだ販売されているのかなっと検索してみたら武川さん以外のキタコさんやデイトナさん、その他二流メーカーは既に販売終了「製廃」になってました。
その内に武川さんも AF61E 形式のエンジンパーツは販売終了で入手困難になってしまう可能性がありそうだっと思ったら、最低限持っておきたいハイカムが目にとまり、ぽち買いしちゃいました。
カムプロフィール的に武川さんのカムはストリート向けかな
このハイカムはカム山の高さ「最大高差」は 4mm。ノーマルカムと同じなんです。ハイカムなのにリフト量は AB27 3.1PS モンキーのノーマルカム吸気側と同じリフト量。普通このリフト量を知ったらやる気失うというか、どこがハイカムなんだ!って怒りを覚えるはず。
実際は最大バルブリフト量は 4mm ではないのでご安心を。
モンキー系のロッカーアームはレバー比 1 / 1 だから「 吸気バルブリフト量は 4mm ≒ カムシャフトのカム山の高さ20mm - ベースサークル直径16mm 」になるのだけど、AF61E 型エンジンはロッカアームのレバー比が約 1.5 / 1 のようなんです。
そのため「カム山の高差 4mm = カム山の高さ29mm - ベースサークル直径25mm 」でも、ロッカーアームのレバー比の関係でバルブリフト量は 1.5 倍になるので 最大リフト量は約 6.0mm になる。作用角は別にしてAB27 3.1PS ビックバルブヘッド用のハイカムを組み付けたイメージ。
そして肝の作用角はレーシングA/B、泉カムのようなタイプではなく、完全ストリート向けに少し作用角を広げた程度のカムシャフトのようです。
AF61E というエンジンについて少々お勉強
- 強制空冷 4サイクル OHC 2バルブ 単気筒エンジン
- 最高出力:4.1ps / 8000rpm
- ボア:37.8mm
- ストローク:44mm
- 圧縮比:10.1 / 1
- ロッカーアームのレバー比:約1.5
- 吸気バルブ径:20mm
- 排気バルブ径:16.5mm
- バルブステム径:5mm
- 吸気開き:10度 - 吸気閉じ:15度 ( 1mm リフト時)
- 排気開き:30度 - 排気閉じ: 0度 ( 1mm リフト時)
- カム山の高さ:約 29mm (リフト量 カム山の差4mm ⇒ バルブリフト6mm ?)
- スロットルバルブ「バタフライ部口径」:18mm
- ベンチェリー径:15mm (バキュームピストン最大リフト時)
武川さんのAF61 / AF62 用ハイカムのバルタイは、まだハイカム組み込んでないので測定できないんですが、ハイカムを組んだらバルタイ記載します。
スペイシー 100 インマニ用のガスケット作成
スペイシー 100 のインマニガスケットは持ってないので実際どうなのか?ですが、インマニを少しだけポート研磨で広がってしまってるので、内径 22mm でインマニガスケット作りました。片目が見えなくて遠近感つかめず、どってことない作業のはずが中々作業進まず、しかもきれいに切っていくこともできなくなってしまった。
いちを CAD でインマニとベースガスケットを設計して図面作っておいたので、また作ろうとした場合は簡単に複製できる。設計したガスケットを印刷して、その紙をガスケットにピットのステックのりを部分的に塗っておきペタつけしてから、ポンチ穴・形状カットしていくだけ。
アルミなどの金属でガスケット形状に下駄「ブロック」を作りたい場合はこちらを利用して https://meviy.misumi-ec.com/ja-jp/ をCADデーターを送信し、素材および加工指定、後はmeviyで製造委託すれば、meviyで部品を製造、出来上がれば送ってくれる「ちょっと高めだけど」。
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