K12マーチ君のドアロックユニット修理
車両を購入したときで既に壊れていた運転席後部の集中ドアロック。約一年ほど前に運転席後部のドアロックユニットは作動済みの中古品に交換したのですが1年しか持ちませんでした。
中古品を購入してもまた同じことのなるので修理することに
純正部品だと、このドアロックユニットは一個一万円以上します。そしてK12型マーチ君のドアロックユニットは完全非分解式で、構造を理解せず分解しようとするとカバーを破損させる可能性が大のため、何度か分解をしたことがある方でないとモーター交換は難しいです。
当方これで分解歴3度目なので、ほとんどカバーを破損させずに分解できるようになったので、モーター交換をしてみました。
ドアロックユニットを分解した内部
ドアロックユニットを分解し内部を観察してみました。色々な箇所の作動確認をしてみると不具合ある箇所はないため、お決まりのモーターのカーボンブラシが摩耗してしまっていると特定。モーターを分解してみました。
案の定カーボンブラシの摩耗
摩耗したカーボンブラシの粉がこれだけ周りに付着すると、漏電する可能性があるし、そしてカーボンブラシもテンションが掛からないぐらいに減ってしまっていました。
清掃してどれぐらいブラシが減っているか確認してみたけど、右側がほどんどなくて、これではモーター動かないよね。長い間ご苦労さまでした。
ウォームギアを外すのが面倒なのでモータヘッド側のみ交換
左が摩耗したモータヘッド、右側が新品のモーターヘッド。ブラシの大きさが全然違う。
清掃したK12のモーター部に新品のモータヘッド(ブラシ)を装着。組み立てる前に10~20分ほど慣らし回転させてブラシの当たり出しを行って組み付てます。そうしないとモーターによっては初期全然トルクがでなかったりします。
モーター装着しカバーを元通りに組み立てて修理終了となりました。
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