ホンダ AF62型ディオっち現る…整備3

前回に引き続き整備日記3

前回の整備はキックが戻らない修理、エアクリーナーエレメント交換、駆動系メンテナンスを行いました。

今回のディオっちの整備は

  • マフラーのエキパイ部などに錆がではじめてきてるので錆を除去して耐熱塗装する
  • フロントフォークのダストブーツが破損しているので交換
  • ついでにフロントブレーキチェックを行う

マフラーの錆取り耐熱塗装

マフラーはステー部分 12mmボルト 2か所、エキパイ側フランジ部 1ommナット 2か所で止まってるだけです。ラチェットレンチを使うのがベスト。

カップブラシで錆を除去してLAVEN0 耐熱艶消し ブラックスプレーで塗装しました。

フロントフォークのダストブーツ交換

ちぎれてしまったダストブーツはカチンコチンに硬くなってしまってました。ゴムに収縮性が全くないからちぎれてしまって当然って雰囲気です。

ホンダ純正部品
51611-GFC-890 ブーツ、フロントフォーク 価格 1,590円「2010年時点の価格」x 2個

2024年現在の税込価格は1個 2,000 円以上「左右2個 4,000 円以上」になってしまっているので、こちらの破格なAF61/67・AF62/68 純正同等品の社外ダストブーツを購入して取付しました。微妙にアウターチューブ側のダストブーツが緩いので後で外れないようにタイラップで縛りました。

フロントのドラムブレーキ点検および清浄

元恋人がこのディオっちを買ったバイク屋さん?に一通り整備してもらった、ブレーキ整備してもらったと聞いていたけど、遊び調整だけで分解整備はしている形跡はありませんでした。

ドラム内部はブレーキカスだらけ。

まずは各部パーツクリーナーで清浄しドラム内とライニング摺動面を軽く研磨。ブレーキシューかど面取、各部グリースアップ・点検整備を行ってから組み上げました。

清浄のポイントはブレーキを組み込む前にブレーキシューのライニング面、ドラム内面をラッカーシンナーを湿らせたペーパータオルでしつこく拭いて完全に油脂を除去すること。パーツクリーナー・ブレーキクリーナーでは取れない油分を完全脱脂できる。

次はカチンコチンになっているフロントタイヤの交換かな。それにしても久しぶりに2サイクルのリモコン JOG-ZII に乗ってみたら圧倒的な加速感に驚いてしまった。

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