ホンダ AF62型ディオ 慣らし運転
前回はホンダ AF62型ディオ 76cc ボアアップ エンジンに載せ替えを記載してみました。
新品部品として交換した部品の当たりがでてきた
まだ慣らし中なので本格的なセッティングをだすのは難しいけど、とりあえず今でも調整できる範囲で各部セッティングをおこないました。
ウエイトローラーをセッティング
慣らし運転で 50km ほど走行してみたところベルトに当たりがでてきたのか、クラッチミートから変速域に切り替わる速度で微妙にベルトが滑っている感覚「段付き加速」がなくなりスムーズに加速するように。
っということで最初は 5.5g x 6個「計 33g 」を組んでみました。そしたら軽すぎて 20 ~ 30km/h 程度の速度&スロットル開度 1/3 程度で 7000rpm 弱以上回ってしまうので 6g x 6個「計 36g 」にリセッティング。6500rpm ほどに落ち着いた。スロットル全開度では7500rpm前後ぐらいで変速するかも。
ノーマルカムではこの回転域は回り過ぎかも知れないがハイカム&ちょびビックキャブ装着してるとこのぐらい回させていた方がトータル的にフィーリング良い。横綱プーリーは速度 30 ~ 60km/h 域でいったんエンジン回転数が落ち込むから。
クラッチのセッティング
ボアアップを組んだ時点でクラッチをAF62より 42g 軽量な車種の新品に交換しました。更にクラッチスプリングも 1000rpm UP の物に交換。この組み合わせは完全ハズレだった。0発進時回り過ぎてクラッチが滑っているようなフィーリング。ガツっとスタートダッシュしてくれない。
ある程度慣らしを行ってクラッチシュー「ライニング」にあたりがでてきたようでクラッチミート時に食いつきを感じるようになってきたので、クラッチスプリングをノーマルに戻してみたところクラッチミート回転数が下がり、クラッチミート時間も少なくなった。ハイギアにある 0 発進のもたつきが若干解消されニコニコ。
ピストンおよびピストンリングの当たり
ピストンリングの当たりが慣らしで初期よりでてきたのか、明らかに圧縮圧力が上がった傾向がありました。セルでエンジン始動させると初期よりセルが苦しい回り方をするし。更にガソリンはレギュラーガソリンのままだけど、圧縮比を 12 台まで下げてるので今の所ノック音は聞こえないし、デトネも発生してない。そして暖気後にも普通にトルク感「熱ダレ感無」。
吸気量増加させるためにエアクリ加工
タケガワさんなどが 81cc Sステージαキット装着した時に指定しているエアクリの仕切り版「エアークリーナーダクト」の取り外しは実行済み。
当車両では上記対応だけではまだ吸気増加としては役不足だったので、以下画像の第一吸気ダクトの裏側にあるフタを開きました。これだけでもそれなりに吸気増加すると思います。
上記だけでもまだ高回転域では微妙にチョーク症状がでてしまうだろうと見込み、更にダクトサイズを拡大させました、
エアフィルターの仕切り板も吸気効率を上げるために無駄な部分お切断。この結果、スロットル開度 1/4 ~ 1/2 域ではもたつき「微妙なハンチング」がでるほど薄くなり、更にスロットル開度を増していくと、ガッツンっと今までは味わったことがないほどの加速力を発生。変速開始域で一瞬8000rpmまで上がってしまうので、ウエイトローラーのリセッティング必要かな!?。
燃調もスロットル中開度域が大幅に狂ってしまったのでニードル範囲はリセッティングしないとゆっくり走らせるのはかなり厳しい。。。
キャブのセッティング
メインジェット領域はちょっと薄いかなって程度だったけど、スロットル開度 1/4 ~ 1/2 範囲ではかなり薄くなって、失火やハンチングもでるので色々セッティング変更しました。
やっと落ち着いたセッティングは…
- メインジェット #82「高回転域でまだ薄い」
- ジェットニードル 変更なし
- スロージェット #35 変更なし
- パイロットスクリュー 3/4 回転戻し
やっと注文していたバーエンドが届いた
注文から商品到着まで約一か月ぐらい掛ったかも。待ちに待っていたバーエンドをディオっちに取り付けられて嬉しい。キタコのハイスロコーンに交換後、ハンドルの穴丸見えのままだったから、やっとまともな見た目に戻った感じ。
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